「ヴィゴーレ・ポテスタースの幽霊が娼館に入り浸っている!?」
貴族学校卒業から2か月ほど経ったある日、文官登用試験に合格して外務補佐官となったばかりのジェーンはとんでもない噂を耳にした。
卒業直前に起きた第一王子毒殺未遂事件に巻き込まれ
て死んだ筈の同級生の幽霊が、なぜか娼館に入り浸っているのだという。
到底そんなところに入り浸るような人物に見えなかった彼に、なぜそんな噂が立つようになったのだろうか?
ジェーンは噂の真相を探るべく、元同級生のアマストーレ・アハシュロス、オピニオーネ・プブリカと共に花街に赴いた。
そこで彼女たちが出会ったものは……?
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「ピンク頭の彼女の言う事には、この世は乙女ゲームの世界らしい。」の続編です。 前作終了の二か月後、社会人になったヴィゴーレとコノシェンツァがイリュリアで発生した児童連続失踪事件の謎に挑みます。
冒頭のみジェーン視点ですが、基本的にヴォーレの一人称でお話が進みます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-16 20:00:00
7410文字
会話率:31%