御年77歳を迎えたワシは、自分の肉体が年を取ったことを痛感しておった。
ようするに、ボケ……もとい、認知症が始まっておったのじゃ。
何とかならんかと医者に尋ねはするものの、有効な策は無いようで……年のせいでは仕方ない……って、なに
? あるのか?
医者は突然ワシに向かってこう話を持ちかけた。《VR》ゲームをしませんか? と。
そうしてわしは、怪しげな契約を医者としたのち、VRゲームを始めることになったわけじゃが……。
認知症防止のために、少しでも頭を使おうと、ワシは生産職になった。取りあえず目指すのは……拳銃の鍛造かのう?(おじいちゃん、ファンタジーだってばっ!! by孫)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-03 21:00:00
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