自分が特別な存在だと思っていた帝国大貴族の子息・ハビリは傲慢で性格の歪んだ男だった。魔法学園でもやりたい放題で奴隷の女にも手を出して、周囲から煙たがられていた。
そんなハビリが、本当に神に選ばれた存在である勇者たちに叩きのめされ、国からも
追放され、そして自分のこれまでの人生を悔いながら野垂れ死ぬことになるところ、気づけば過去に戻っていた。
今度は真面目に生きようとするハビリだが、彼が真面目に生きてしまったがために、人類はピンチにッ!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-08 12:00:00
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「噛ませ犬」……余りイメージの良くない言葉ですが、あらゆる競争の場に必要不可欠な存在です。
日本一の〇〇も、世界一の〇〇の前では「噛ませ犬」に過ぎません。
しかしながら、私達は「日本一の〇〇」が積み上げた結果や努力・経験を、「世界一の〇
〇」と比較して劣るという理由だけで否定する様な人間ではありませんよね?
彼等が競争の場に存在し続ける事が、その舞台の維持と繁栄、更には勝敗を超越した価値をもたらすのです。
誰もがなりたいものになれる訳ではありません。
ただ、自分が置かれた立場の価値を上げる事は出来ます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-28 11:50:14
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