犯罪被害者の人権保護のために、損害賠償金の回収を被害者に代わって実行すること、ならびに犯罪被害発生を未然に防止することを目的として、厚生労働省に人権保護局が設置された。その中に、犯罪の実行を阻止するための強制処分を執行する執行課が置かれて
いる。強制処分には殺処分が含まれていることから、執行課の業務については局内でも秘密扱いとなっているが、事情を知っている者の間では密かに暗殺課と呼ばれることがあるという。そんな執行課にも新人が配属された。新人たちは凶悪犯罪被害の発生を防止するため、その任務に挑んで行く。
これまで個人サイトでもっぱら二次創作小説を書いていましたが、オリジナル小説にも挑戦してみようというのが本作です。オリジナル小説としては1作目なのでどこまで書けるかわかりませんが、よろしければおつきあいください。ご意見、ご感想などお待ちしております。
なお、本作は並行して個人サイト「mix catの還りたい場所」( http://mixcat2012.blog.fc2.com/ )にも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-21 20:02:23
100392文字
会話率:60%
―お前もどす黒く染まるのかねぇ、新入り―
松山太郎を眺める、2つの双眸はどこまでも暗く黒かった。
最終更新:2013-08-22 22:41:03
7352文字
会話率:35%