シリーズ最終話。再び強まった呼び声に、今度は自らその原因を調べ対処するべく、デニスへ向かうことを決めるカゼス。だがいざ降り立ってみると、予想外の異変が始まっていた。力場が荒れて魔術が使えず、魔術師が次々と失踪――やがてすべての謎が解ける時、
カゼスは選択を迫られる。
※前2作を読了後にご覧下さい。大昔の作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-14 02:00:00
399202文字
会話率:44%
治安局の魔術師カゼスは事故で隣惑星の過去に落ちた翌年、再び落雷で同じ国に飛ばされる。しかも今度は、前回にその歴史を聞かされた建国当時。どうやらカゼス自身が伝説的な大魔術師として、若い王太子エンリルを助けデニス統一を成し遂げねばならないらしい
。それも、同じ時代にいるはずの『赤眼の魔術師』の企みを阻止しながら。大層な役割を負わされた十人並みへっぽこ魔術師の苦闘が始まる。
※大昔の作品。主人公の時間軸ではシリーズ2作目ですが、メイン舞台の歴史では1番古いので、これから読み始めてもOK。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-29 01:14:14
737224文字
会話率:39%
治安局員魔術師部門の資格試験が迫り、受験勉強に勤しむカゼス。だが謎の呼び声に引かれてうっかり魔法円に触れた途端、見知らぬ国に飛ばされてしまう。そこでは王家の宝珠が盗まれたと騒ぎの真っ最中。カゼスは青い髪のせいで、伝説の偉大なる魔術師と間違わ
れてしまい、事件解決に力を貸すことになる。
※主人公の時間軸では最初の話ですが、世界設定などは次の『帝国復活』を少し読んでからの方が理解しやすいかもしれません。大昔の作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-13 13:43:00
108664文字
会話率:40%