俺は、ある女性を殺める夢を幼少期から見続けている。どうやら、それは俺の前世の記憶らしいと気づいた。
夢のせいで、常に寝不足気味ではあるが、何とか高校に進学できた。そして、入学式で出会った女の子が、夢に出てくる女性の生まれ変わりだと一目で分
かった――。
※「カクヨムWEB小説短編賞 2023」中間選考を通過したものを改稿した作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-18 06:29:47
2826文字
会話率:21%
幕末、二百数十年続いた幕府に陰りが見えた頃、喧嘩最強、勝小吉と幕末の剣聖、男谷精一郎。二人のおじに鍛えられた現代人の魂を持つ松坂新九郎。部屋住みの身から道場師範、そして独立して講武所教授となっていき、薬売りのトシ、志道勇吉ら、のちに名
を残すことになる人々と友誼を結び生きて行く。
幕臣の新九郎から見れば維新の志士は皆テロリスト。だって幕府に給料もらってるんだもん。
そんな佐幕の男がたまに悩んだり、たまにもがいたりしながら、斬ったり殴ったり。史実通りに進む中でほんのちょっぴり歴史を変える。そんなお話です。
【Caution】あくまでフィクションにてございます。時代考証は甘めかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-09 01:09:35
684551文字
会話率:74%