「もがき苦しむ私を救ってくれたのは、はるのひだまりのようなあたたかな人でした。」
結婚式を半年前に控えた時に発覚した婚約者の裏切り。
彼を忘れられず、一緒に過ごした9年間という時間の長さに苦しめられていた麗。
そんな彼女を癒したのは、高
校卒業以来、約12年振りに再会した同級生だった。
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短編「麗らかな春」で描かれなかった春太郎と再会してからのお話で、短編「祝福される春」の麗視点でもあります。
いずれ続編となれば…と思っております。
短編を読まなくても、お楽しみいただけるように書いており、プロローグは「麗かな春」のダイジェスト版です。
短編「祝福される春」は、かなりネタバレを含んでおります、ご注意下さいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-19 02:56:09
486294文字
会話率:45%