2020年2月22日。
とある動画により衝撃を受ける。
新たにフリーソフトウェアとして登場したNEUTRINO(歌声合成エンジン)。
これによって機会音声は「息遣い」を獲得し、それなりの人間であれば誰しもが「歌う機械」と触れ合える時代の
幕開けとなった。
1961年に初めて行われたIBMによる試み(7094によるデイジー・ベル)より始まった歴史は、新たな章を綴ることとなったのである。
従来までは「高度な専門性」と「大変な苦労」を要して人間に近づける試みは、学習型AIによって作業行程の大幅な省略が可能となった。
だがしかしその音声データの基となった存在は……「音楽用」ではなく「日本語読み上げ用」なのであった。
本エッセイはNEUTRINO(歌声合成エンジン)について専門外ながら語ってみつつ、これまでの自身の経験や記憶を辿るエッセイである。
従来と異なり技術関係は門外漢すぎるのであまり解説できていない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-25 23:16:07
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