六年前。当時中学生だった私が、立待岬で出会った女性『岬さん』。
個人塾を開く叔父が結婚を決め、彼女と再会し、そうして私の短い夏は色を帯びていく――。
初夏から秋へ、目まぐるしく季節が移ろう函館の街で。
2013年.函館市民文芸賞(佳作)
ホームページ:函館市中央図書館 市民文芸・掲載(選評もそちら)
http://www.lib-hkd.jp/jigyou/shiminbungei.html折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-24 03:34:10
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会話率:31%
夏の始まり。
続けていた部活動を辞めることにした少女は、思いがけない形で幼馴染の青年と再会する。
製菓職人を諦めたという青年は「趣味」の範囲でお菓子を作り、カフェで働く友人と珈琲を飲んでいる。
「振り返って、きっと気づくよ。けど、それはきっ
と手遅れじゃない。気付いたときに、また手を伸ばせばいい。現実ってのはそんなんだ」
目標、夢、好きな事、仕事にすること……、壁にぶつかりながらも伸びゆく心の過渡期。
2010年.函館市民文芸賞(佳作)に加筆修正
個人サイト:S_Spiral掲載 http://sspiral.fool.jp/s/ 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-11-23 22:17:12
14145文字
会話率:36%