【貴女は正ヒロインに選ばれました……しかし、乗っ取られちゃったみたいなので、代わりに敵側のヒロインにしました】
全ての記憶を失い、わけも分からず暗闇にいた主人公に突き付けられた状況は、理解し難いものでした。
姿や能力そのままで、魔族とし
て生きなくてはならなくなった彼女が理解出来た事ーーーー。
《ヒロインでありながらも、勇者と戦わないといけない》
これは、奪われたヒロインの座の代わりに、禁忌の子という特殊設定まで足された、敵側ヒロインの物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-14 21:40:05
5572文字
会話率:41%