ある日、新米音楽教師・三島雪春《みしまゆきはる》は一人の幽霊と出会った。
「妹を助けてほしい」―自分が死んでから、夜な夜な出歩いているというのだ。
面倒だと思ったが、結局協力することにした雪春。
しかし事態は思わぬ方向へ進んで行き―――?
*後半からサスペンス調になります。悲恋ものではありません。
*この小説に出てくる音楽の解釈はあくまで個人的な意見です。
こんな考え方もあるんだな、ぐらいの軽い気持ちで読んでいただけたら幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-22 06:00:00
80698文字
会話率:32%