究極に就職難な時代、ここにも就活に苦しむ大学生が居た。橘 茜、25歳
就活に絶望しながらも就職先を探すと、「誰でもやる気のある方募集」を見つける。
もはや何処でもいいから働きたいと思っていた茜は、会社の名前も内容も住所も確認せず連絡をして
しまう。
そして、その会社「真祖の森」に、やってきた茜は途轍もなく不安を覚える。
探偵派遣会社で事務として働く事になった茜の新生活。
不安を覚えつつも社会の荒波? に揉まれる「普通」の新人社員の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-28 20:38:41
172449文字
会話率:55%
幽霊探偵派遣会社のつかの間の休日
最終更新:2016-05-21 18:09:18
2801文字
会話率:62%
幽霊探偵派遣会社……その会社の雇用条件は「一度人生を諦めたことがある人」というアバウトな条件ただ一つ。この会社に所属している探偵達は皆『幽霊探偵』と呼ばれる。資格も学歴も戸籍も必要ない。幽霊探偵に必要なのは自分をこの世に存在していない人間
――つまり、幽霊のような存在だと認めることが出来る覚悟だけ。これは、そんな一風変わった探偵事務所に所属している直観的な妹と倫理的な姉の物語である。青少年の間ではネットやSNSを通じて新しい流行が広まりつつあった。全く新しい形の薬物――デジタルドラッグ。特に『サイダー』という隠語で呼ばれている電子覚醒剤の完成度は薬物摂取にも劣らぬ中毒性を持っていた。その蔓延を止めるべく動き出した正体不明のネットハッカー『スピリット』から幽霊探偵派遣会社に依頼が入る。姿ナキ幽霊探偵ヘ告グ 形ナキネット犯罪ヲ殲滅セヨ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-08 22:49:53
23970文字
会話率:60%
幽霊探偵派遣会社……その会社の雇用条件は「一度人生を諦めたことがある人」というアバウトな条件ただ一つ。この会社に所属している探偵達は皆『幽霊探偵』と呼ばれる。資格も学歴も戸籍も必要ない。幽霊探偵に必要なのは自分をこの世に存在していない人間
――つまり、幽霊のような存在だと認めることが出来る覚悟だけ。これは、そんな一風変わった探偵事務所に所属している直観的な妹と倫理的な姉の物語である。第二話の舞台は中華街。盗作事件を解決した報酬金を貰う為、中華街へと向かった姉・毒島ハル。そしてその夜、妹・律香のもとに姉から「晩飯に高級中華を奢ってやる」という電話が入る。妹は心底嬉しい気持ちで中華料理屋に入っていった。しかし、そこで姉から衝撃の一言を聞かされる。あたしは明日連続殺人犯として警察に逮捕されることになる。今、中華街全てを巻き込んだ恐るべき陰謀が動き出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-30 21:43:01
59469文字
会話率:63%