かつていずこからか渡来した風習「バレンタイン」…それは普段告白の機会を持たない女性たちが、甘やかな菓子に乗せて想いを告げる祝福の日(ただし風習を伝えたのは悪魔)。
それは王国筆頭貴族アデライト公爵家のアデリシアお嬢様にとっても同じことで…?
ですが、彼女のお相手は、ちょっとだけ普通とは違ったのです(具体的に言うと種族が)。
以前出した短編「私と蛙に毎日ひとつ」のバレンタイン特別編となります。
話の経緯は前話に準拠しているので、謎に思った方はそちらを参照してください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-14 00:00:00
4631文字
会話率:36%