ねぇねぇねぇ!! 今日映画行くんだよぉ。瑠衣たんも一緒に行こ〜。
そう言って誘われたのは、昔読んでいた本の作者と同じ系列の本の映画化だった。
映画を通しても伝わる反応は、此奴の存在感故か。
果たして俺が見ているだけか。
注意事項1
起承
転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
注意事項2
何でもかんでも恋人同士になれば良いってもんじゃないだろ。
というツッコミが、瑠衣の口の悪さで最悪な物になりました。
君、本当に口悪いね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-24 14:14:28
1131文字
会話率:50%
正一が剣を取って長い月日が経った。
手は刀だこで一杯になり、細かった体も搾り尽くされたように肉が締まっていた。
今では、師である老年にだって稽古で息を呑ませることも少なくはない。
安政三年、世は黒船来航以来騒々しいほどの混沌で満ちていたが、
正一は一瞥もくれることなく稽古に励んでいた。
武州多摩──ある日、正一は老年に連れられてそこに出稽古に赴くことになった。
甲州街道を行く傍ら、剣術に励む子供達を眺めて懐かしさに浸る正一。
男はまだ知る由も無かった。
生死を賭けた舞台へと、一歩一歩進んでいるということに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-22 19:26:03
24599文字
会話率:22%