生まれつき病を患っている遠見周(とおみしゅう)は自身の予想通り短い人生に幕を降ろした。ただ「生まれ変われるのならば、今度は健康な身体に」と願い。そうして神の恩情に預かった周は異世界で眼を覚ます。しかしそこは処刑される寸前の死刑囚の姿だった
。処刑された周は魂だけを彷徨わせ、また処刑される寸前の人物へと入れ替わる。その繰り返しが永久に繰り返される中で周は誓った。「神にも同じ苦痛を……神を殺す……」と。命の悲鳴が木霊する戦慄の狭間で遠見周の報復が幕を開ける。残酷な表現を含みますので苦手な方はご遠慮ください。
評価、ブクマ、付けてく下さった方々、何より目を通していただいた方々に御礼申し上げます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-11 08:00:00
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