モーグ侯爵令息のギーヴィストはフランチャスカ侯爵家の令嬢エルバーラに一目惚れをした。それはわずか5歳にして抱いた激しい独占欲だった。
そんな時ギーヴィストは父母の盲愛の事情を知る。一つのことに激しい執着を抱くのは、モーグ侯爵家代々の性癖でも
あったのだ。
父母やご先祖様の所業を知るほどに、自分の行動を肯定し自覚していく彼は、計画的にエルバーラからすべてを奪っていく。
大事なペット、母親の形見、仲のいい友人、心配してくれる使用人、そして婚約者、侯爵令嬢という身分、貴族のとしての暮らしや誇り、女性としての見栄や矜持、すべてを一つ一つ奪っていく。
すべてを奪いきって自分だけのエルバーラをのぞみながら、ギーヴィストはエルバーラを不幸にしていくのだったがーーその裏には。
ヤンデレ公爵のSっ気執着物語です。誤字脱字多く、設定ゆるゆるですが、大目に見てくださいませ~折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-12 11:00:00
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会話率:41%