王国の英雄である騎士スルト・キルクスは悪魔アストラゴルを討ち滅ぼした。
しかし、その剣技と冷酷な判断は恐れられ、人々は彼女を 「悪魔憑き」 と蔑んだ。
功績を讃えるはずの祝宴の夜、悪魔が囁く。
「結局、お前も悪魔と同類ではないのか?」
声に動揺した彼女の心に、今宵試練が訪れる。
人々の中傷。
悪魔の誘惑。
そして逃れられぬ過去。
彼女の選ぶ選択と、辿る結末は如何に。
※この作品はカクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-16 13:08:59
24327文字
会話率:19%