筝蔵美冬(ことくらみふゆ)は、筝蔵家の次女。箏蔵家の元には多大な名誉と富が集まる。けれどそれは、妖との盟約により、いずれ生まれる『運命の花嫁』への結納金として、もたらされたものだった。美冬は、盟約に従い、妖の元へ嫁ぐことになる。
妖。人な
らざる者。いったいどんな扱いをうけるのか。戦々恐々として嫁いだ美冬。けれど、妖は美冬のことを溺愛し――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-04 17:49:47
14861文字
会話率:42%
ふわり、と風を感じた。
それと同時に胸を貫く熱く、冷たい感触。
「あっ……?」
思わず、声を零しながら胸を見降ろす。
豊かな胸の谷間から、鋭利に輝く諸刃の切っ先が覗いて―――
異世界に召喚された直後に殺された女性。
しかし彼女は、その世
界のとある理によって別の存在として再誕した。
その世界でも稀有な存在となった事に戸惑いながらも、彼女は冒険者としての道を歩き出した。
*・゜゜・*:.。..。.:*・゜・*:.。. .。.:*・゜゜・*
現在更新は不定期です。
諸事情によりタイトルの一文字変更。それに伴い本文中の名称も変更しました。
もし変更漏れがありましたら教えてくださると幸いです。
個人サイト・カクヨムさんでも連載中
なろうさんのジャンル定義の説明を見てハイファンタジーにしてますが、現実世界と地続きの部分があるので厳密にはローファンタジーかと思われます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-17 13:00:00
546184文字
会話率:30%