結婚相談所のウィンドウに飾られた花嫁姿の若い女性の遺体。その遺体からは心臓が摘出されていた。鳴海東署捜査第一係の篠塚雅季は、今回の事件の担当検事である年下の久賀丞已と異例のタッグを組むという状況に。
小学生の頃、強制わいせつ罪の被害者という
過去を持つ雅季は、その事件から二十年経つ今も男性が苦手だった。そして、ともに事件を追う久賀が何かにつけ、プライベートにまで干渉してくる事に居心地の悪さを感じていたのだが、その戸惑いのうちに事件の進展がないまま、第二、第三の犠牲者が出た。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-04 07:39:54
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