普通の幸せを欲しかった。
その前世を思い出したのは、実の両親に捨てられたあとだった。
「来世に期待するのは、もうやめだ! 願っても叶うとは限らないんだ! もう“普通の幸せ”は手に入らないから、“特別な幸せ”を手に入れてやる!」
純
白の髪を持つ妹と違い、うっすらと紫色の髪を持つ自称アメジストとは、もう普通の幸せを諦める。そして特別な幸せを手に入れることを決めたのだった!
天使のようなドラゴンに連れてこられた先は、白いドラゴン達の楽園!
何故か、自分にこうべを垂れるドラゴン達。確かに“特別な何か”を感じとるアメジスト。
幸せを見付ける人生スタート!
恋愛要素は遅れてやってくるはず!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-29 15:38:24
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会話率:36%