近未来、地球ではVRが作り上げられる。五感干渉型VRは旧式VRとは全く違うアプローチで作られておりその技術を奪おうと戦争の準備まで始める国が出没した。それを危険視した国連は各国三名の研究者を集めVRを完成させた。しかし、機械があまりにも大き
かった。そしてプロジェクトチームは解散し、小型化は各国で進めることで事態は落ち着き戦争の気配は無くなった。日本も早い段階で小型化に成功していたが、より研究を重ね他国より少し遅れる形でVR二種の販売を開始した。一つは他国とほとんど性能の差は無いが、もう一つが問題であった。それは、とても高価で制作に時間がかかり月100機程しか作られないが、今後30年トップの性能を誇るだろう物だった。
VRが販売を開示して三年後の2049年。VRにより格闘技を習得した男による犯罪が起きる。この事件を皮切りに、次々とVRで力を手にした者が犯罪を起こす。そしてさらにその三年後の2052年。高校教育にVRが導入される。
また、ある人気ゲーム会社より四作目のゲームが発売された。
ゲーム名 『CⅠS』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-15 22:52:07
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