とある告白をきっかけに、幼馴染への恋心に気づいた高校2年生の九重(ここのえ) 優馬(ゆうま)は、ある日、その幼馴染に恋愛相談を持ちかけられ、告白もしていないのに『初恋の終わり』を宣告されてしまう。
しかも、その恋敵と幼馴染の恋活まで手伝わ
され……。
そんな日常を送って行こうとした矢先、優馬は、黒瀧(くろたき) 凛(りん)と出会う。
彼女と出会ったことで、幼馴染への感情をもう一度理解した優馬は、凛と結託し、【お互いの恋愛を応援し隊】を結成するが……。
この物語は、不器用な彼と彼女が、自分の恋愛に一生懸命"不器用"をする、ぶっ飛び系ラブコメディーである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-12 15:06:36
16203文字
会話率:66%
「花嫁の方がよっぽどお似合いだって言うならもう、この際再就職先はそれでいいよ――」
「だったらちょうどいいじゃないか。君、私の嫁に就職しないか?」
社会人三年目にして、早くも社会の荒波に押しつぶされつつあった橋田家の長男、透(トオル)。
うっかり酔いに任せて愚痴った言葉に、何故か応じる言葉あり。
いかにも仕事のできそうな女性、百鬼静華(ナギリシズカ)と成り行きでお試し交際することになった透だったが、主夫業も家政夫業も、今まで家事の一切を母や従姉妹に任せていたぐうたら長男には未知の領域。
立派な嫁となるべく、過酷(笑)な花嫁修業が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-05 23:45:07
100817文字
会話率:38%