幼い頃に結ばされた高位貴族である公爵家次男との縁談。自身こそが侯爵家継嗣であることの自負からか、学園最後の年、それも卒業パーティーで突き付けられた婚約破棄。結果として婚約解消となり、侯爵家の一人娘として婿探しを卒業後にデビューした社交界です
る羽目に。しかしその半年後、煮え切らぬ態度の娘に業を煮やした父が、数多ある求婚者から三人を選び出し、伴侶を選ぶ権利を渡してきた。まだ婚約解消の気持ちの整理がつかない令嬢の心内を重点に物語は進みます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-04 16:51:27
8719文字
会話率:16%