凌辱されながら、「私の勇者!」と助けを求める手の先には、死んで横たわる勇者がいた。
「勇者は死んだのよ!あなたが殺したのよ!淫乱王女!」
と狂ったように叫ぶ、幼い頃から仕えてきた聖女。屈辱的に殺された彼女は、勇者召喚の場に立っていた。勇者と
ともに、過去にもどったのである。…これは、そこから始まる、2人の覇道の物語。
よくあるパターンに影響された作品ですが、少しひねったつもりです。勇者や王女が裏切られる理由がしっかりしたもので、と考えていますが、上手く描ければとは思っていますが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-31 13:24:25
45757文字
会話率:52%
突如地球に現れた魔王と魔物を倒すために生きてきた勇者である時雨悠は、戦争を終わらせると同時に人類からの総攻撃をくらい体を吹き飛ばされてしまう。
そして、体が再生した後に目覚めた世界は、新たに異世界からきた魔王率いる魔族と、人類による長い長い
戦いにより、混迷した世界だった。
目覚めた悠は、勇者としてではなく、時雨悠としてどのように生きて行くのか悩むが、そんな悩む時間を与える暇がない程に、勇者の復活は人間勢力にも、魔王勢力にも広まって行く。
※復讐ものではありません。ざまあ展開などは期待しないようにしてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-22 23:43:40
33879文字
会話率:24%
※完結扱いとなっていますが、あくまで第一部完、みたいな状態です。
ある日、学校の片隅でひとり優雅に満たされた昼休みを送っていた村山貴久は、学内で最も有名な四ノ宮征也たちのグループを見かける。なんとなく嫌な予感がしてその場から立ち去ろうと
するも時すでに遅し。すさまじい光に目を焼かれ、意識が飛んだ。
目を覚ますと、そこは異世界。魔王がいて人類は滅ぼされそうというザ・テンプレ異世界で、勇者として力をふるう――なんてことにはならなかった。貴久には、勇者っぽい特殊能力やら魔力やらが一切なかったのだ! 濡れ衣で勇者サマにボコられ、自分たちを召喚したお姫様には役立たずの烙印を押され、冷遇される。「俺は絶対、この世界から抜け出してやる!」
そんな勇者になりきれない少年が挫折したり立ち直ったりする、異世界奮闘記。
※スッキリ成分はないです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-03 22:10:15
661020文字
会話率:30%