ももたろう。これは悲しいおはなし。鬼退治に出かけることを止めてくれるひとがいた。守るものを教えてくれたひとがいた。だけど、正しい選択を教えてくれるひとは誰もいなかった
最終更新:2013-11-05 01:07:23
2708文字
会話率:33%
今、学校で噂の「復讐ノート」を手に入れた私。
復讐したい相手の名前と、相手にしたい復讐の内容を書けば、それがかなうという優れもの。
最初はただ、ささやかな復讐だった。
私が困ってるのに、ノートを貸してくれない意地悪な美和を、全く同
じ状況に陥れる。
それは見事に成功した。
そして、小さな復讐が成功すれば、より大きな復讐へと手を染める。
成功により、私は調子にのってしまったのだ。
復讐は復讐を生む。
そんな当然のサイクルさえ、忘れてしまうぐらいに。
夏のホラー2012の企画ということで書いた、初ホラー作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-14 08:58:16
5809文字
会話率:30%