気になっている映画のCMを見ていると、鏡花が話し掛けて来た。
人形に対する気遣いを感じさせる言葉に、絢香二号も少しだけ空気を柔らかくする。
俺にとって人形とは、従い続ける限り、面倒を見続ける存在。
注意事項1
起承転結はありません。
短
編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
注意事項2
王と民に近いかも。
逆らわない限り、慈悲を与え続ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 21:43:59
943文字
会話率:41%
魔物と呼ばれる人類を襲う生物が存在し、人々は鎧を身に纏い剣や盾を持ち魔物と戦い、魔力という不思議な力の源を扱い、魔法と呼ばれる技術が確立した世界。
そんな世界に、女神の加護を受けて建国した強大な国があった。
この強国は、東西南北に
存在する様々な小国を庇護下に置く事で、国々を越えた協力体制を築き上げ、安定と同時に人類の繁栄をもたらしその存在を確固たる物としていく。
そして、庇護下に置く代わりに、数十年に一度、東西南北から魔法やそれに準ずる技術に長けた若い女性を一人ずつ選定し、中央の国へと呼び寄せるようにとお触れを出したのであった。
その女性達は国に仕えると共に、女神の加護の一部を受け取る事で国全体へと多大なる貢献をもたらした事から、いつしか国を救う聖女達と呼ばれるようになっていった。
国ごとに聖女の得意な分野も変わっていく。それは長年続く歴史の中で変わる事は無く、形式化されていった。
物語は西の国からはじまる。この国では、癒しの力を持った物が聖女として選ばれている。
ポーションと呼ばれる回復薬を作り出し、その腕前が最も優れた者を聖女に選ぶ式典がちょうどもうすぐ行われる街に、とある兄弟がいた。
血の繋がりは無いが、街外れの森にある小さな家に住む二人は、お互いを支え合いとても仲良く暮らしている。
そんな兄弟の兄、スコールは国一番の冒険者となり英雄と呼ばれ、弟、リーフは少女に見間違う程の外見に育ち、ポーション作りが得意であった。
スコールは昔からリーフにある特別な感情を抱きながらも、それを隠して生きて来た。
しかし、式典が行われる日が近づくにつれて、街中の妙な雰囲気と共に二人の運命が変わりつつある。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 12:00:00
107394文字
会話率:48%