突如として現代に現れた“魔物”。それらは瞬く間に世界を蹂躙した。文明は崩壊し、人々は機械のほとんどない原始的な生活を強いられていた。
魔物が出てくる中でそれに適応するかのように魔法やスキルを使う者達が現れ始めた。力持つ者達は魔物を倒せる
ことを理由に台頭、コミュニティーを作成して支配をし始めた。それは強き者が弱き者を従える時代へと変わった瞬間でもあった。
とある所に一人の少年がいた。どこにでもいる極普通の少年は左目を失いながらもどうにか生き残った一般人の一人であった。少年━━四神玄人は家族を失い、左目を失ったがスキルを一つ手に入れていた。弱者の果てに強者の力を手にした玄人はその力を使い、我が道を往く事になる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-23 00:37:50
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会話率:65%