小学三年生の頃に母が男を作って蒸発した。それからというもの高校教員の父は仕事に家事に頑張ってくれていたが、毎日大変そうに思えた。おれこと三好裕孝は父の負担を減らすため、ひとりで家事ができるように毎日頑張っていた。勉強に家事に、唯一興味をもっ
たサッカーをしていると三年という期間はあっという間に過ぎさった。小学校を卒業し中学校入学を控えた三月下旬のある日「裕孝、この人がお前の新しいお母さんで、これから家族になる人だ」父は突然告げた。紹介された栗色の髪と瞳をもつ女性が新しい母となった。その人には同い年の娘がいた。少女は母より少し淡い栗色の髪と瞳をもち、整った目鼻で、絶句してしまうほどかわいい少女であった。はきはきと話す子ではないが、裕孝に安栗という妹ができた。新しい家族生活が始まったはいいが、安栗から「部屋には絶対に入らないで」と部屋の立ち入り禁止宣言を受けた。妹と仲良くしたいが妹からは避けられ、部屋に逃げられ、まともに話すことすらできない。中学三年間のうちに安栗と仲良くなることはできなかった。そんな状態で高校入学を控えた三月下旬のある日裕孝は思う。「妹とハッピーでシュガーな高校生活を送りたい」と。このままでは中学と同じように妹と関わることができない学校生活になってしまう。裕孝は意を決して安栗の部屋の前にたつ。入るなと言われれば入ってしまうものだ。そう言い聞かせて三年間開かれることがなかった安栗の部屋の扉を開いた。果たして、裕孝は安栗とハッピーでシュガーな高校生活を送ることができるのか!(高校入学まであと十日)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-12 12:00:00
6747文字
会話率:21%
ブラックギルドで事務職員として働いていた主人公トーマは職員を人と思わぬような職場に耐えられくなり長年勤めたギルドを退職することになった。心身疲れ果てたトーマは故郷である村に帰ることを決め、使うあてのなかった貯金で家事ができる奴隷を購入し帰
郷する・・・・が、船で移動中に水竜に襲われ目が覚めたら無人島に漂着していた・・・・。
これは主人公トーマが奴隷のミーアと無人島で様々な困難の乗り越えて生き延び生活を発展させていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-05 21:00:00
83540文字
会話率:59%
死は北から訪れる。500年前に封印された魔王が復活して二年。人の世界は魔王の軍勢に蹂躙をよぎなくされていた。頼みの綱の勇者の子孫たちもことごとく敗北したのち、最後に残ったのは「出来損ないの勇者の子孫」と呼ばれるニンゲンのみ。
戦う力が一切な
い彼の前に立ったのは、面倒くさがりのダメ魔王。生活感ゼロの魔王さまを前に、主婦力全開の勇者さんは、死ぬまでは生きようとあれこれ手を焼いていく。
世界の終わりまでの、居候生活。いちおうほんのりBLだったり勇者さん男の娘だったりなのでご注意を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-20 21:41:42
128904文字
会話率:35%
Twitterにて、フォロワーさんから好きな男性の要素を教えていただき、それを元に執筆いたしました。
「家事ができる男性」がテーマです。
最終更新:2015-02-09 22:38:30
2228文字
会話率:53%
家庭男子欲しいですね
婿にしたいです←切実
食べることは好きなんですけど
料理が苦手というか面倒なんで
やっぱ家事ができる男はイイ
キーワード:
最終更新:2014-08-20 22:07:15
229文字
会話率:0%
家事ができるぐらいしか取り柄が無い少年と、その家族のお話。
少年視点
妹を助けるために不良から逃げたら、変な美少年に案内され、気が付けば異世界にいて。
いつか家族に会えるらしいのでとりあえず異世界で暮らすことにした。
家族(主に妹)視点
自分のせいで兄は何処かへ行ってしまった。
これはきっと今までの自分に対する罰なのだろう。
もし、あの楽しい日々が取り戻せるなら。
もし、兄の手料理をもう一度食べることができるなら。
それだけで、私は幸せなのに。
落ち込む彼女の元に、一つの吉報が舞い込んできます。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2013-04-22 07:46:53
8251文字
会話率:26%