空から白い羽が落ちてきた――。
それは何の変哲もなく面白くもない。
まるで二十二歳まで彼女無し童貞フリーターの俺の人生の様。
白い羽に導かれてしまったそんな俺は、謎の少女と出会う――。
「私はエスティリアという世界の女神フレイヤ。貴
方は選ばれた勇者なんです」
「……なんだ、この痛い少女は……」
そんな出会いから始まり、色々あった中で俺の童貞を奪った少女と謎の異世界へと飛んでしまった。
そこには彼女と瓜二つの女神がいて――。
俺以外の人間は存在しなくて――。
ただ、目の前に広がったデータの端末を見下ろすだけだった――。
「貴方に勇者と魔王の存在する世界を構築してもらいたいのよフリーターさん」
女神ゲフィオンの提案から、俺は異世界を造ることになった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-18 22:42:41
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会話率:24%