我々、人間とも関わりの深いウィルスと不老不死と男女の性差の関係性についてを虚構なりに……。
※この作品は4月1日に投稿していますがエイプリルフール作品ではありません。
しかし、この作品の中に含まれる全ての内容は完全に虚構です。
※注意!
!
この短編作は、同著者の完結作「―地球転星― 神の創りし新世界より」にて過去に投稿した内容、サブタイトル「57.不老不死」のお話をそのまま短編としてコピペしただけのものを、そのまま改めて投稿しただけものです。
ですので、冒頭からいきなり、連載作の途中より始まります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-01 18:00:00
6457文字
会話率:11%
多相世界理論――デュアルワールドメソッド(DWM)。
ある科学者はその仮説を打ち立て、そして理論を成り立たせた。
すなわち、世界とは多くの位相が重なって初めて今の形として存在しているという理論。
この理論によると、精神と物質は違う位相の同
座標に存在する――つまりは、二つの位相があって初めて人間は、肉体と精神を結び付けている――らしい。
その馬鹿げた理論は、確かに理論的には立証された。
――にもかかわらず、認められることはなかった。
そして、提唱者は行方をくらまし、準備を整え、実証を――精神位相と物質位相の区別化を実行した。
それは一つの事件として、にわかに囁き始められる――。
一方、東京の某所に生を実感できずにいた少年がいた。
彼は精神位相でのみ、それを思い出すことができた。
それを知ることができたのは、当然彼がその事件に巻き込まれたからで――
肉体と精神の区別。二つに分けられた、不完全で完全な命。
肉体の破壊と感性の破滅――双方にてあり得る死。
この世界では止められない原因をもって――事件の幕は上がる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-27 14:27:48
20573文字
会話率:41%