SFオタクによるSFオタクのためのSF小説。
サイバーパンクを愛する読者へ。
多重階層世界の祖階層(地球)には、何者(Unknown)の作り出しだ偽の宇宙が存在しており、最下層に暮らす地球人は、何者崇拝者である祖界主義者に騙されて読者と同
じように幾重にもなる多重階層世界の真実を知らない。
人間が1階層目となる第壱(1)游郭昇降階層を発見してから6億5千年後、奇数階層毎に存在する戦闘人形(ドーク)が管理する戦場、偶然階層毎に何者が残した下層階層を監視するシステム区画、20階層毎に現れる地球によく似た地殻を開拓している。
現在は0階層アース、20階層マーズ、40階層ジュピター、60階層サターン、80階層ウラヌスまで5つの地殻を占領。人間は98階層のシステム区画まで開拓しており、本物の宇宙が存在すると考えられる未開の100階層ネプチューンを占領するために、奇数階層のドークとの戦いが続いている。
軍は最上階を目指して多重階層世界の上部階層に侵攻しているのだが、主人公の威吹(イブキ)の戦闘支援ロボットは、ドークを名乗るハッカーにハッキングされて『多重階層世界は二分法において無限』だと告げる。
人間の行く手を阻むドークは『ゼロテのバラバには恩赦を与える』と、主人公と接触してきたのだが、ゼロテのバラバとは、現在は存在しない宗教の概念に登場する罪人の名前だった。
※サイバーパンク小説です。情報量がやたら多いので、『SETTING(設定資料・用語解説)』は随時更新しています。お役立てください。
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https://youtu.be/_BMPxlhR4IU折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-30 16:22:27
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会話率:55%