これは、あるシングルマザーの女性が語ってくれた話である。
彼女は地元の高校を卒業すると、声優になろうと思い、
夜のアルバイトをしながら、東京の専門学校で勉強を始めた。
ある時、1人のある有名な小説家と知り合う。
彼はひと回り以上うえの妻帯者
でしたが、
学校の学費や、家賃が困った時、援助してくれたといいます。
だからといって、体を求めてくる事は無かったといいます。
しかしある時、彼が珍しくとても落ち込んでいる時があったのです。
その時初めて、彼女の方から、彼にキスしたといいます。
いけない恋と知りながら、いつしか彼の事を心から好きになっていたのです。
そんなある日、悲劇が起きます。不幸にも、彼女はある男性客から暴行を受けたのです。
「死にたい。」
占い師・かや博史の事件簿 第6話 (AMEBAにも投稿)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-20 09:02:28
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会話率:11%