大学生達が旅行するだけの話。色々あるよね。
最終更新:2023-10-30 21:55:23
3562文字
会話率:29%
先祖返りのネーナは、友人の危機に更に獅子人の力を覚醒させてしまっていた。そんな彼女にだって夏休みは来る!
ギムナジウムの6年生を終了し、収穫月から葡萄月までの長い夏季休暇は親友のグリットやガブリエラと、勉強も遊びも手を抜かないつもりでい
る。
前期夏期講座も終わって後期の講座が始まるまで、三人でグリットの祖父ブライトクロイツ公爵領で過ごすことにするのだが、公爵領までの旅も楽しもうと、勉強付けのスヴェンを攫ってブーヘの《忌み地》の探検も計画する。
しかしそこに予定にない人達が!
夏期講座には彼女に一族への呪いを解いてもらおうと、挫けないグートルーンが付きまとい、スヴェンには優秀な学友がつけられる。しかもグリットとスヴェンの父、アルベルト帝まで登場して、皇帝は旅の予定だけでなく《忌み地》を巻き込む騒ぎを起こして計画を狂わせてしまう。
妖精によって超古代文明の遺産に飛ばされた三人は、そこで魔物のツチラト氏と助けに来た薬学教師のギッティ先生の助けを得てオリハルコンを手に入れる。
そうしながら皇帝が異界に落ちた事を知った三人は、負傷の完治しないグリットを残し、ガブリエラ達と17異界に落ちた皇帝を助けに行くことになるのだった。
無事異界渡りに成功したものの、異界渡りは時間を狂わせる。宮廷より派遣されて、ネーナ達より後に異界渡りした救出部隊が先に皇帝の下に辿り着いていたのだが、またもや皇帝の所為で救出部隊に難儀が降りかかっている始末。
楽しい学生旅行になるはずだったのに、休む間もなく次々に問題は起こってネーナを放してくれない。
「先祖返りのネーナ」の続編ではあるのですが、これだけで独立した物語になる様にしました。
是非感想などお聞かせ下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-08 14:00:00
144216文字
会話率:51%
ちょっとした謎をともなった、青春恋愛オノロケ物語。
男女六人で旅行に出かけた大学生の「わたし」が語る、ちょっぴりイラっとする甘ぁいお話です。
※ アンリさま主催の「告白フェスタ」参加作品です。
最終更新:2018-07-15 19:04:32
1435文字
会話率:40%