『浸食体』と言う存在が人類を駆逐し始めて一世紀弱が経った頃、人類と浸食体との戦いは混迷を極めていた。そんな浸食体と戦う存在、『守領士』は主に魔術と、それを使って稼働する『魔装兵器(パンツァー)』で戦い、己の版図を死守していた。
そんな守
領士の育成を補助する『エウレス守領士育成学校』には、守領士になることを夢見て、生徒たちが研鑽する。が、その中には『欠陥小隊』と呼ばれる『第23訓練小隊』が存在した。
そんな小隊に所属する、ナガタ・ナカツグは『ランクE』というものの所為で『欠陥品』という烙印を押され、様々な問題やステータスを抱えた生徒の1人だった。
しかし、彼には自分しか持たないものがあって……。
これはラグナロクを迎えた世界で人類が絶望に浸食されながらも生きる物語。
そして彼はエデンを求める。
※ 第一章は魔装兵器が、第二章は魔術での戦闘がメインの予定です。
作者の都合により、更新が滞る場合があります。ご了承ください。
2014 11/6 『浸食者』から名称を『浸食体』に変更しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-07 18:00:00
41395文字
会話率:28%