異世界転生したオーリ(央利一 なかばりいち)は圧倒的なチート能力と、恵まれた仲間の力によって異世界に覇を唱えた。
オーリは異世界を3国に分割し、仲間と子供たちに統治させ、自身は神として君臨することにした。
神とはそう、言わば名誉職。
代表権
のない会長みたいなものである。つまるところ、ただの隠居。
子供たちの成長を見守りながら悠々自適な隠居生活を目論むチート転生ライフである。
(オーリ的には)もう戦いは終わったのだ。
He has a dream.
そして、オーリには夢があった。
――そう、ハーレムである。
これまでは異世界最強でありながら、ハーレムには縁遠い異世界ライフだった。
転生序盤であっさりと嫁エルフ(怖い)に出会ってしまい、ことごとくハーレム計画を潰されてきたのだ。
嫁が寿命を迎えるまでにはあと100年は楽にある。
いくら神に寿命がほぼないとは言え、100年はさすがに長い。
ならばそう、それまでは息子たちにハーレムの夢を託すしかない。
さあ、ハーレムの開幕だ、と(オーリだけは)意気込む。
が、統一したばかりの世界でそんな余裕があるのかは定かではない。
※去年の夏終わる予定だったのに全然終わってません、すいません。ほんとすいません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-23 16:53:06
257849文字
会話率:34%