アリアは結婚してニ年目になるが、夫のユベールを見たことがない。
結婚式は不在。初夜には隣室から、「白い結婚とする! 絶対に近づくな」と怒鳴られた。
ただ、屋敷での生活は快適だし、夫は実家の借金の肩代わりをしてくれた。
なにより結婚の申し込み
時は『長年片思いをしていた』と、使者を通じて言っていたのだ。
それなのになぜ?
そんなある日、アリアは夫の容姿にそっくりの幼児を見つけ――
「旦那さまのお子様ですね?」
「違うっ!?」
◇
幼児姿の旦那さまとアリアの楽しいお話です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-04 18:02:08
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会話率:42%