これは昔の話。
ある時ある場所に妖を狩る男が居た。
その男は昔に里を妖に壊滅させられたが為に恨んでいた。故に、その道を歩み進んだ。
彼はそれから妻を得て、子供を得る。子供はすくすくと育ち、逞しく、元気に育った。
それから幾数年、その息子は妻
を連れて会いにくる。この息子も妻を迎える事が出来たのだ。
そしてまた、それから数年、次は子供を連れてやってくる。参回目。初孫もすくすくと育っている事に笑顔になる男。
そんな男との対面時、その息子は妖狩りを継がせて欲しいと懇願してきたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-27 12:24:33
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会話率:32%