椎名真琴は捏造スキャンダル記事を書く“放火魔ライター”として知られ、虚構の性被害を仕立てて多くの芸能人を追い詰めてきた。
しかし大物作家・神谷颯太の仕事を受けるため彼の豪邸を訪れた夜、彼女自身が性的暴行を受けてしまう。
過去の虚偽報道のせい
で、自分の被害を訴えても誰にも信じてもらえないと嘆く真琴。
それでも彼女はジャーナリストの相沢玲奈と手を組み、かつて捏造で振り回してきた“言葉の力”を今度は真実をあぶり出すために使おうと動き出す。
やがて神谷の元愛人たちや関係者の証言も集まり、真琴は自身の罪と正面から向き合いながら権力者の闇を暴く戦いに踏み込んでいく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-27 11:00:00
19039文字
会話率:18%
宿泊すると、普段なら決してやらないミスを犯してしまう、恐ろしいホテル。
最終更新:2020-08-16 12:00:00
2733文字
会話率:45%
あらすじ。
人一人の心の闇。本当に自殺しなきゃ、悲しいということさえ認めてもらえない世の中。
地上波で放送される格闘技興行。そのリングに立ち、勝利後テレビカメラの前で自殺を人々へ見せつける目的の20代の男。綾瀬達仁。
表では生きられ
ない社会不適合者。地下格闘技で都落ちを待ち、裏社会で情報を得、テレビ格闘技に出る為、画策し実行する者。
傍らにはいじめ犯や虐待親に復讐を果たした天涯孤独の10代の少年、悠真。唯一心の闇•トラウマを分かり合える二人。その生い立ちが女性ライターへ語られる。
前科者など一癖も二癖もある地下の者達と闘いながら、他の地下格闘技の選手と出会いながらも、着実に死へ向かう達仁。
覚悟の証明、見てもらえること、テレビに出る為のキャラ付けの為顔面タトゥーまで入れる。
地下落ちした元プロに勝ち、興行主へ脅しに向かう達仁。闇社会で得た情報で脅しを成功させる。
とうとうテレビへうって出る達仁。
だが興行主の怒りを買い制裁マッチを受けリング上で意識不明。その数日後死亡してしまう。
達仁の唯一の理解者であり、天涯孤独の悠真は最後。自分も自殺を目論む。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-26 17:15:14
280912文字
会話率:35%