人ならざる存在が住まう、崑崙山。神仙、妖怪、神獣瑞獣凶獣などと呼ばれる存在が蔓延る山に、一人の少年が足を踏み入れた。黄昏の赤く染まる空の下で少年が出会ったのは、蒼い髪に金眼の女性であった。
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津国の貴族の次男坊・羽夕斗(う
せきと)は、追われていた。仲間と逸れ川に落ち、流れ着いたところを流れの薬師・蒼月(そうげつ)に助けられる。目指すは四神・朱雀が住まう地、泉州国水都市。水都市で開催される神前試合に出場し、何としてでも四神・朱雀に会うことが夕斗の目的である。夕斗は人ならざる存在の力がどうしても必要だった。
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気が付いたら、異世界の女神様に「面白そうだから」と神霊の肉体に人間の魂をブチ込まれていた時の心境を述べよ。
答え「諸々言いたいことはある。でも!だからって!これはないと思うんだ!!」
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なんちゃって中華ファンタジー世界×転生ヒロイン()×神様仙人様妖怪様に巻き込まれる人間模様のエトセトラ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-24 00:08:07
21462文字
会話率:38%
TSTSTSTS……、
私の頭痛は、いつまでたっても治らない。見込みもない。でも。
泣きたくない。哀しみたくない。だから、新しい人生を、
楽しもうと思っていたんだ……。
※TS描写があります。ご注意ください。それと、試し書きなので、
あれこ
れとつぎはぎだらけ、な面があります。ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-02 10:53:22
14863文字
会話率:15%
はるか昔から文明は興亡を繰り返していた。
また一つの文明が興る中で、ある程度の水準に至り古代の叡智に目をつける者が出てきた時代の話。
古代文明の残した戦機は簒奪者達の野望を燃やす火種となった。
その圧倒的な武力を前に持たざる者は傅き、善良で
あった者も命を繋ぐ為に裏切りを繰り返した。
その混迷する世に一つの黒紫色の機体が現れる。
その機体が踏み出す一歩に音は無く、現れると共に死の静寂をもたらす。
斬ればすり抜けさながら夢幻。簒奪者達は恐れ戦いた。曰く、彼の王は死の国より来たという。
踏みにじられた死者の怨念に呼び覚まされて死の王は顕現したのだと。屍の上に立つ者が誰か、思い上がった者達に知らしめる為に。
※このお話は黒い戦機が目覚める経緯を書いたものになります。
続きを書く予定がないので完結詐欺にあたるのでご注意ください。
見所としては、大人しい考古学者の娘が憎悪に染まる様を楽しんで頂ければと思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-09 23:00:00
28237文字
会話率:44%