【トラブル続きで息つくヒマもありゃしねぇ!!】
元魔王討伐の英雄『ゲオル・リヒター』は新たに仕事を始めることにした。
その名も『何でも屋っぽいの』。
文字どおり屋根裏修理に荒事仲裁(物理)、凶悪犯罪者の捕縛と基本なんでもござれ!
開
業前祝いでキャバレーに訪れると、そこで働いていたバニーガールはかつての仲間にして聖女『ティアリカ』だった。
ゲオルと出会えたことで今まで抑えていたつらい感情を露わにする彼女。
教団のやり方に反対し、聖女の役目を降ろされるばかりか追放されて苦しい毎日を過ごしたティアリカ。
たどり着いたこの街で苦しいことを忘れるように必死になって働いてきたという事実。
ゲオルはそんな彼女のしたたかさとつらい思いに寄り添うことに決めた。
そしてティアリカもまたかつての感覚を思い出したように、ゲオルの仕事を手伝くことに。
日々の忙しさの中で、ときにティアリカの輝かしい笑顔に癒され、ともに戦い息を合わせてトラブルを解決していくことで、ゲオルの名はどんどん街に広まっていく。
魔術を越えた力も、街を暗躍する悪意も、ふたりの意志で打ち砕く! 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 21:41:18
138064文字
会話率:61%
福岡編がもはやおまけと言えないほど話が長くなっており、そのような状態で毎回完結設定で投稿するのはいかがなものかと思い、今後は連載中での投稿とさせて頂きます。
また、別の読者様からは完結設定で投稿してもらうと、時間が経っても探しやすいとのお
声を頂いておりましたが、ブックマークをして頂くと投稿状況に関係なく、いつでも拙著を読めるようになります。今後はブックマークで対応して頂ければ幸いと存じます。
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主な登場人物
【桜田紫】
エスペランサ出版社・総務課の女性社員⇒ビオランテ出版の総務主任。武下定秋と5年も付き合っていたが結婚を目前に突然ふられる。失恋後、あることをきっかけにレーシックをやることになる。あらゆることに嫌気がさして、自ら出向することを希望して、福岡へ行くことになる。
【武下定秋】
エスペランサ出版社・営業課の男性社員。結婚目前の桜田紫を突然ふって、水戸あおいと付き合い出す。仕事はできるかもしれないけど、いろんな意味で残念な人。
【水戸あおい】
「寝取り女」の異名を持つ、社内でも彼氏を寝取られた女性が多数いると言う最悪の評判の女性。
【久留米陽美】
紫には一つ上の先輩。紫の理解者の一人。水戸あおいを見返すために、桜田紫にレーシックをやるように勧めた。どうやら、水戸あおいと遺恨がある模様…。
【大泉】
総務課総務三班の班長⇒人事総務課総務班の班長補佐。紫の良き理解者。とても大柄なのに、気が意外と小さい。いい人過ぎて、いつも貧乏くじをひかされる。趣味は写経。
【稲森美和】
福岡にあるビオランテ出版の唯一の女性社員。取材班の一員として、あらゆる取材に精力的に取り組む。桜田紫が出向でやってきたことを心から喜ぶ。
【瀬々串】
福岡にあるビオランテ出版の専務。親父ギャク全開で話すが、専務としてビオランテ出版を全力で支える。部下を厳しくも優しい心で育てる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-20 00:06:50
170349文字
会話率:48%
◎Railwaysシリーズ、第11弾。
愛と奇跡の物語、前後編をお届けします。
前編は、夫であり男である、泰輔の視点より。
ある日届いた着信が、僕の日常を揺るがした。
妻の美咲が交通事故にあったという連絡。大きな不安を抱えて病院に向かっ
た僕を待っていたのは、物言わず眠り込んだ妻の姿。
担当医の伊東が告げたのは、僕にとってはとても受け入れられない現実。美咲の意識は戻る可能性が低い、それを知らされ動揺と不安を隠せなかった僕。それが僕の判断力を鈍らせた。
タイミングよく僕への心配を装って電話をかけてきた優子。彼女の誘いに乗って、身体を重ねてしまう。こんな時に、と自己嫌悪に陥る僕に、ありえない提案をして僕を怒らせる優子。でもそのことが、美咲への気持ちを僕に再確認させたんだ。
男のずるさ、女のしたたかさ、そして男女の打算と愛の交錯を描きました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-10 16:45:12
5066文字
会話率:42%