貧乏旗本の3男小次郎の異世界冒険のお話。平和な時代が続き剣術より算術がもてはやされる様になった時代、旗本の3男坊小次郎は算術も世渡りも下手くそであった。彼に出来るのは剣術のみ、実家では厄介叔父と呼ばれ三杯目のおかわりでは兄者夫婦から嫌味を
言われる毎日を送っていた。
そんなある日小次郎は師匠から貰った剛剣十六夜の力で異世界へと転移してしまう。剣術しか取り柄がない為に肩身が狭かった小次郎、しかし異世界は剣と魔法の世界!小次郎が最も得意とする世界だった。幾ら食べても文句を言われない世界は素晴らしい!小次郎は月影無念流の奥義を引っさげ異世界で腹一杯飯を食う為に頑張るのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-24 20:35:42
49446文字
会話率:63%