高校に入学した、不思議な能力と記憶以外はごく普通の少女、稗田阿漣。学校の階段で出会った先輩、多康麿と出会ってから、彼女は過去に翻弄されていく。
(本作は特に史実に基づいているわけではありません)
最終更新:2023-09-27 09:00:00
117776文字
会話率:47%
安万侶は相方――稗田阿礼のせいで、いつも振り回されっぱなしだ。今日も阿礼が宮中を飛び出した。それを呼び戻すため、安万侶はしぶしぶ仕事場を離れる。古事記編纂コンビの稗田阿礼+太安万侶のお話です。注:うっすらと腐表現がございます。
最終更新:2013-11-08 23:36:34
3211文字
会話率:46%
古事記と日本書紀といった二つの歴史書が、同時に作成された。両書ともかなり似通った内容であるが、大きな違いもある。日本書紀に関しては、その後の官制歴史書である「続日本紀」に作成された記事が載せられているが、「古事記」については記載皆無である。
「古事記」は巻頭に、太安万侶が、編者として、長々と文章を書いているので、それを本として、「
古事記」の作成が、日本書紀に十年ほど先立つことが知れるのみである。著名な酔いどれ詩人・田沼遼は入院ごとの歴史研究を出版し、ちょっと人気を得ている。さて、今回のテーマは何か?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-01-02 07:20:24
267493文字
会話率:47%