幼い頃から天体に興味を示していた少年がそのまま大人になり、自身で発見した星に若くして亡くなった妻の名前を付ける夢を持って日夜天体観測に勤しむ中年男性のお話。
地方の天文科学館の副館長を務める松井輝男四十五歳、公私ともに天体に密着した生活を
送る中、亡き妻と瓜二つの女性と出逢った事で微かな変化が生まれ……。
『文芸フリマ短編小説賞』投稿用に書き下ろしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-15 09:00:00
31677文字
会話率:57%
天文家の少年・イヴァンは雨を嫌っていたが、それには理由があった。そんな彼が生まれ育った街、ティル・ナ・ノーグで雨の音を聞いた時、何を思うのか――。 西洋ファンタジー創作企画「ティル・ナ・ノーグの唄」(http://tirnanog.okos
hi-yasu.net/)参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-07-07 22:15:49
6282文字
会話率:41%