ちょっと違った歴史を歩んだ現代の地球世界で、人間&妖精VSクトゥルー神話生物!
シスコン気味の少年が少女型妖精種(ブリカス畜生)の口車に乗せられて、魔法の剣もとい人型武装祭器を駆って神話生物と戦うお話です。
未曽有の大災害"大海嘯
"によって、沿岸都市の多くが海の底に沈んだ世界。かろうじて生き残った人類は、海より空より顕れ出でた敵性神話生物群、通称"界獣"の襲撃によって絶滅の危機に瀕していた。
そんな人類に手を差し伸べたのは、ミスティック・レイス。かつて妖精、妖怪、半神として神話や伝説、おとぎ話に語られてきたものたち。
立ちはだかる強大な理不尽を前にして、膝を折りかける少年。彼に、湖の貴婦人は選択を迫る。
「選んで、少年。この剣を手に、今を斬り拓くか、否かを」
※カクヨムで公開、完結済みの作品の再掲載です。内容に変更はありません。
※現在続編「一角獣の幻像」をカクヨムにて連載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-24 20:00:00
230059文字
会話率:38%
〈大海嘯〉以降、滅んだ世界──
男はただ旅を続けていた。壊滅した世界の残骸を訪ね歩き、なけなしの希望を確かめるために。
空振りに終わる日々。もはや感情すらも動かなくなった旅人は、ある日ひとりの少女を拾う。そして崩壊した世界とその瓦礫
から立ち上がろうとする群雄割拠の時代を、おっさんと少女がふらふらと旅路をともにすることになる。
それが過ぎ去りし魔法文明の、本当の終焉を招くとは、つゆ知らずに──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-30 12:00:00
10136文字
会話率:30%