400年続いた帝国の末期、何も無い少年が、北の果ての流刑地に流れ着いた。
そこに生きるのは、人として扱われない人間達。彼らは、乱世にその身を投げ入れる決意をする。
めくるめく陰謀、壮大な戦略、意表を突く奇襲攻撃。
人の道を外れ、血の河を渡り
、茨の道を傷つきながらも進む選択であろうとも、彼らはそれを選んだ。
止まりはしない。血の涙を流してでも、貫きたい思いがある。
後悔はしない。たとえその先に待つのが、悲劇でしかなかったとしても。
これは……人ならざる者と蔑まれた者達の、物語である……。
完結しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-27 22:00:00
2007645文字
会話率:48%