砂映・K、37歳、魔法薬師。
客からの信頼は厚いが、マイナーな魔草師という資格しか持っておらず、魔法関係職としてはありえない程魔力が低い。
ある日彼の勤める店に、長男が芋虫になった、と積多という男が駆け込んでくる。重大な案件として魔法関係職
最上位の魔道士に仕事が回るが、砂映はその魔道士、雷夜の手伝いをするよう言われる。雷夜は砂映の学生時代の同期生で、天才として名高い一方、「ゴキブリ雷夜」と呼ばれていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-30 19:06:52
88519文字
会話率:46%