片田舎の森の中。
母と二人、ひっそりと暮らしていた少女コアは、いつも通り穏やかで平凡な日々を過ごしていた。
————あの時までは。
あっという間にすべてをなくしたかと思われた彼女の前に残ったのは、一冊の本。
見覚えのないその本の題名には
自分の名前が刻まれており、中身は白紙。
ただ、最後のページ、発行元だけは真新しいインクで「ウォルナット図書館」と印字されていた。
生きる「あて」のなくなったコアは、一冊の本からつながる縁を手繰りその図書館へとたどり着く。
そこで出会う運命に向き合い、幸せを見つける一人の少女の物語。
という感じの恋愛系似非ファンタジーです。
初めて小説を書かせていただきましたので、心を緩くしておつきあいくださいませ。
※すべて作者のフィクションです。図書館もとい図書関連知識は浅いググリのもとに作り上げられた架空のものです!それらを踏まえてご覧ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-14 02:23:38
4329文字
会話率:56%