解離性同一性障害者、あるいは多重人格者と聞いて何を思い浮かべるだろうか?
映画やドラマで描かれる犯人、凶暴な人物への豹変、自傷を繰り返す人格…
あるいは、虐待サバイバーや性被害者など壮絶な過去を持つ人物.…
様々なイメージがあるだろう。
し
かしその多くは、明るいものではなく、穏やかなものでもないのではないだろうか。
だが、実際はどうだろう。
虐待サバイバーでも性被害者でもない。
体の主でもある基本人格と交代人格が仲良く穏やかな日々を過ごす。
そんな症例も存在している。
これは、とある少女の中に生まれた交代人格が綴る解離性同一性障害者の日々の記録である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 12:32:13
97848文字
会話率:1%
多重人格(解離性同一性障害)の女性と向き合った実話を元にした物語。
主人公『樹』のゲーム仲間の『涼音』(桜花)は多重人格だった。
多数の人格、チート級記憶力、数種類の記憶喪失、彼女すら作られた人格かもしれない……。樹は次々と起きる不思
議な出来事に正面から向き合っていく。
多重人格(解離性同一性障害)の不思議な世界を覗いてみませんか?
解離性同一性障害の当事者ではなく、普通の無知な第三者視点の作品は少ないと思います。
解離性同一性障害を持った当事者に伝えたいのは「貴方にしか判らないことがある、でも、第三者だから判る事もある」
この記録物語を、障害の当事者・身近にいる方・そして知識として知っておきたい方の為に、具体的な一例として、誰もがアクセスできるこの場に残します。
尚、この作品は中の人(別人格)との約束の元に書かせて頂いてます。
*5000字/1話を目安に投稿しています。*カクヨムにも掲載。*2020年11月折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-07 22:00:54
337900文字
会話率:34%