とある王国の北西部に領地を持つシルド子爵家。
先代まではパッとしない言わば辺境の田舎であった領地だが、数年前の代替わり以来不思議なほどの発展と功績を見せている。
そんな子爵家の急激な発展の裏にはとある優秀な、否。優秀すぎるまだ年
若い執事の影があった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-23 15:03:51
1388文字
会話率:56%
「分かった、約束だ。絶対に守ってみせる」
幼き日に言った可愛げのある言葉。そんなものは、大抵忘れてしまうものだ。だが、彼は今もそれを覚えている。そして守ろうとしている。彼女は覚えているのだろうか?幼き日の指切りから始まった2人の道。彼は一時
も忘れない。今も、それは守られ続けている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-23 09:21:27
10212文字
会話率:45%