この世の全ては必ず終わる運命にある。
それは世界が違えども変わらない。
元々存在した魔物と呼ばれる存在が突如進化、この急速な進化に対抗するため各国家は連携を組み、これに対処し始める。だが、魔物は更なる進化や突然変異を繰り返しており、更には
知性のようなものを有するものまで現れ始めた。
事態を重く見た各国家は、魔法技術の最たるもの、仮称『勇者』という存在を召喚する『勇者召喚』の使用を決定する。魔法使いが多量に存在する王国を筆頭とし、同じく魔法使いを有する共和国もこれを実行。
王国は勇者召喚に成功。共和国は唯一1人だけが人を召喚に成功したが、それは勇者ではなかった。
だが、世界の命運をかけた戦いを生き延びたその人物は間違いなく最強格で………
例え世界を跨いだとしてもこの世は呪われている。
狂った運命を変え、明日を手に入れるために、次は異世界へと羽ばたく。
前作『黒白の心』の続きです。
前作を読まなくてもある程度楽しめるようには努力しますが、前作を読んでいた方がわかりやすいと思います。
更新は不定期、1週間を目安にしますが正直気分です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-14 00:33:41
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会話率:32%